不安と緊張でいっぱいの私を励ましてくれたベテラン看護師さん

昔、右奥下の親知らずを抜きましょうと、通っていた矯正歯科の先生に言われました。
当時もう20歳くらいでした。矯正器具を付けていた部分は下の前歯3本を裏側から針金の様な細いワイヤーで固定していました。
定期検診は3ヶ月に一回程度でしたが、行って何をするわけでもなく、歯磨きチエック等して終わりです。

思えば小学4年生から通い、総額は百万を優に超えていました。
顎が小さいのと親知らずが多く生えてくるのがレントゲンで分かったのが、矯正をするきっかけでした。

20歳まで矯正が伸びたのは、右奥下の親知らずがまだ生えていなくて、抜ける時期ではないと言われたからです。
やっと抜ける時期が来たという事で、他の親知らずも抜いていた近所の歯医者に行くと、こんなに伸びてしまった親知らずはうちでは抜けないからと、医大を紹介されました。

医大に行くと、抜くタイミングが遅すぎるから親知らずが成長仕切ってる。もっと早く来ないとと言われました。
そして、親知らずは一回真ん中で切断しないと抜けないかもとも言われ、後日抜歯となりました。

矯正歯科の先生の言っていた事と話しが違うなと思いながらも、後日一人で医大に抜歯に行きました。
名前を呼ばれて診察室に入ると、普通の歯医者とは違う広い病室に少し緊張して来ました。
そして10人位の若い先生(学生だったのかもしれません)が沢山部屋にいました。

そして何も言わずに私の寝ている診察台をぐるりと囲みました。
「え?」と、当時医学生の受け入れ等あまり知識のなかった私はかなり動揺しました。

すぐに麻酔をしますねと麻酔に入りました。
今の麻酔と違って当時はダイレクトに注射という感じで痛いものでした。

その間、学生はみんな私の口の中を除き込みメモを取る人もいました。
麻酔が効くまで待つ間もマスクをした学生は微動だにせず、私は麻酔と緊張で具合が悪くなり、今にも泣き出しそうでした。

それに気づいた年配の看護婦さんの様な人が近くにきて「大丈夫?」と声をかけてくれ、同時に学生たちに「あんた達向こうに行きなさい!」と一喝しました。
学生の集団がいなくなったのと、その看護婦さんが優しかったお陰で気分も落ち着き、抜歯も上手く行きました。
患者にとって看護師さんの存在というのは、本当に大きくて有難い存在だと痛感しました。
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そのとき、ひとことでも学生の見学がある事を事前に教えてくれていたら協力出来たのかもしれませんが、ただでさえ怖がりの私にはあの圧迫感は、本当に無理でした。

あのときのベテラン看護師さんには、本当に感謝でいっぱいです!